岡山で外壁の掃除に必要なものは?メンテナンス時の注意点なども紹介

岡山県の一軒家にお住まいの方の中には、一度は外壁の汚れが気になったことがある方がいるのではないでしょうか。外壁の汚れは必ず業者に頼まないといけないと思う方も多いです。しかし、軽度の汚れであれば、セルフメンテナンスにより外壁をきれいに保つことが可能です。外壁の掃除をせずに放置していると、汚れが蓄積していきます。蓄積した汚れはご自身で落とすことが困難です。多くの方は、外壁の汚れをどうしたら良いのかわからないまま、業者等に清掃を依頼しなければならない状態まで放置してしまうのです。特に岡山県は年間降水量が少なく紫外線が当たる時間が長いといわれています。定期的にセルフメンテナンスを行うことにより、外壁の傷みにも早く気づくことが可能です。

業者に依頼をすると手間がかかる他、料金が高額になってしまうことがあります。手間やコストを抑えるためにも、外壁の定期的なセルフメンテナンスをおすすめします。上記の事項に加え、ご自身で作業を行うことが難しい場合についてもご説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

外壁掃除に必要なアイテムは?

外壁

外壁の掃除を行う際に必要なアイテムについて見ていきましょう。外壁の掃除は基本的には「ホコリを水で流す」シンプルな作業です。大量の水を使うため、濡らしたくない場所にはあらかじめ養生シートで保護すると良いでしょう。洗剤は中性洗剤を使用します。研磨剤が配合されている洗剤を使用すると、外壁を傷つけてしまう恐れがあります。頑固なコケなどを落としたい場合は、専用の洗剤を使用することを

おすすめします。掃除の際、洗剤で手が荒れてしまうことがあります。また、ホコリ以外での外壁の汚れの原因は鳥のフンの付着です。鳥のフンに直接触れるとウイルスに感染する恐れもあるため、手荒れ防止も含め必ずゴム手袋を着用してください。長い柄のついたスポンジがあるとより掃除がしやすくなります。

ご紹介しているほとんどのものがホームセンターやスーパー・100円ショップなど、身近な場所で購入できます。汚れが気になった際いつでも取り掛かれるよう、常備しておきましょう。また、高圧洗浄機をお持ちの場合はより簡単に汚れを落とすことが可能です。しかし、水圧が強すぎるため外壁の塗装が落ちてしまうおそれがあります。高圧洗浄機を使用する際は現在の外壁の塗装や、今後の塗装について事前に検討しておくとよいでしょう。外壁掃除の際、ホコリや洗剤などの有害物質を吸い込んでしまうおそれがあります。そのため有害物質を吸い込むことがないようマスクをすることが大切です。

外壁掃除をする前に注意するポイント

外壁を掃除する前に注意するポイントは以下の3つです。

外壁の状態を確認する

事前に近隣の方に声をかける

室内や周辺が濡れないように保護をする

作業内容を決めるまえに、まずは外壁の状態を確認しましょう。外壁にひび割れや剥がれがある場合、掃除だけではなく塗装を行う必要があります。また、外壁を手でこすった時に白い粉が付着する状態を「チョーキング現象」といいます。チョーキング現象は、外壁の劣化のサインです。チョーキング現象も塗装が必要となる場合が多いので注意しましょう。また、外壁掃除をする前に行うことで大切なポイントのひとつと言ってよいのが「近隣の方への声かけ」です。なぜなら、外壁の掃除は屋外で大量の水を流すからです。近隣の住宅に水がかかると、トラブルに繋がってしまうかもしれません。事前に近隣の方に声をかけ、トラブルが起こらないよう配慮することが大切です。キッチンの換気扇・サッシの隙間など家の中に水が漏れる可能性がある場所があります。水が漏れそうな場所をチェックし、あらかじめ養生シートで塞いでおきましょう。

外壁掃除の手順を解説

次に、外壁掃除においておすすめの手順を見ていきましょう。

1から3の手順で行っていきます。

外壁を水で流す、2.洗剤で汚れを落とす、3.再度水で流す。まずは、外壁に付着しているホコリを水で流しましょう。鳥のフンが付着している場合、40度程度のお湯をかけるとふやけて取れやすくなります。水で流し終わったら、薄めた中性洗剤を含ませたスポンジで外壁をこすります。外壁を傷めないよう、優しくこするのがポイントです。最後に再度洗剤を水で流せば作業は完了です。

外壁掃除を自分で行うメリットとは?

外壁

外壁の掃除を定期的に行うことで生じるメリットを3つご紹介します。

家を綺麗な状態に保つことができる

外壁の素材を長持ちさせる効果を得られる

業者に依頼するより低コストで済む

コケなどの汚れを放置していると、外壁の劣化が早まるといわれています。定期的に掃除をしてればコケなどが付着することが減り、常に汚れが落ちやすい状態で作業することが可能です。また、固くこびりついた汚れはご自身で落とすことが難しくなります。業者に掃除を依頼しなければなりません。また、ご自身で無理に取ろうとして外壁を傷めてしまうと、補修が必要となる場合もあります。清掃・補修共に業者に依頼をすると費用が多くかかってしまうため、ご自身で定期的に掃除をすることが大切です。

岡山で外壁が傷む要因とは

岡山県の一軒家の外壁が傷む要因は以下の3つです。

紫外線

水分

カビ

大きな原因の1つとして挙げられるのが紫外線です。外壁の塗装に含まれている樹脂は、紫外線によって徐々に壊されてしまいます。紫外線は樹脂を壊すことに加え、外壁の色を劣化させたりひび割れを起こす原因となります。岡山県は他の県と比べると晴れる日が多く、紫外線が多く当たるため注意が必要です。次に挙げられる要因は水分です。外壁に水分が長時間接触していると、腐食が進んでしまう可能性があります。特に注意が必要なのはコケの付着です。コケには湿度を保つ働きや、菌類の特性により外壁をもろくする働きがあります。コケを放置していると腐食に繋がるため注意が必要です。紫外線・水分と同様に注意しなければいけないのがカビです。カビは外壁の劣化を早めるだけではなく、居住している住民にアレルギーを引き起こす原因となります。

セルフメンテナンスが難しい場合は業者に依頼するのも大切

以下のように、セルフメンテナンスを行うことが難しい場合があります。

汚れが酷い

高い場所

雨漏りをしている

外壁の汚れが酷く固まってしまっている場合は、ご自身で無理に作業をするのはやめましょう。なぜなら、外壁の素材を余計に傷めてしまうからです。また、高い場所での作業は危険を伴います。普段から雨漏りをしている場合も、掃除中に家の中に水が入ってしまうおそれがあります。業者には、壁の掃除専用の機材がたくさん揃ってあり、高い場所での作業にも慣れていることが多いです。セルフメンテナンスと比較するとコストはかかりますが、安全性も高く丁寧な仕上がりを期待できるでしょう。

まとめ

外壁

この記事では、岡山県の一軒家にお住まいの方に向けて外壁のセルフメンテナンスについて詳しく解説いたしました。定期的にセルフメンテナンスを行うことで、家の外壁を長持ちさせることが可能です。記事で紹介した必要な道具は、ホームセンターなど身近な場所で揃えることができます。家は人生の中でも最も大きな買い物といわれています。無理なく安全な範囲でメンテナンスを行い、きれいな状態を保ちましょう。